黒ギンガム     プリーツミニスカート 2004年 弥生追加

5年前に同じスカートで立っていたこのビジネスホテルの屋上に今夜も立っています。
同じ2枚のペチコートをスカートの中に重ね、フレアーミニスリップの奥に同じ秘密を隠して...
この格好で、今回もこの瀬戸内の小さな町を歩き回り、純子のスカート姿を晒しものにしました。
あの時と比べて、スカートを着けて夜の町を歩く時にも気持ちの余裕ができました。
駅や大型店など明るい所へ積極的に行きたいし、人にも遠慮のない視線で見られたい、って思うんです

     

今回はこのギンガムチェックのプリーツミニスカートとへリンボンのプリーツミニスカートの2種類を用意しました。
ミニっていっても、この程度の膝上丈程度の長さですから、安心してスカートの中の秘密を隠すことができます。
このスカートのプリーツは、へリンボンのもののほとんど倍ぐらいあって細かいので、それだけ動きにエレガンスさが表れます。
裏地もまったくないし、腰周りのプリーツの縫い取りもまったくないので、歩く時に裾が揺れやすいし、風で捲くられやすいんです。
この日は夜になって風もおさまり穏やかな天候になったので、歩く時のスリルは味わえませんでした。でもすごく楽しかった...

ぶどう色枠の写真は5年前にここで撮影したビデオ映像から抜き出した写真です。黒いストッキングに赤いハイヒールです。
このホテルが5年間、変わらずにいてくれたことも嬉しかったし、このスカートに対する私の愛着が5年間続いていることも嬉しかった。
夜の誰もいない屋上で気持ちいい夜気をスカートの中に受け入れるのは、純子にとって何ものにも代えがたい至福のときです。
からだの敏感な部分が大地に向かって開かれているのですから、言葉は悪いけど、<キンタマを握られている>屈服感があります。
誰に?この世界すべて。自由に歩き回れて、誰もスカートの中を覗けなくても、地球が純子のスカートの中で純子を掴まえているの...

      

このスカートの広がり方の方が、へリンボンのスカートよりきれいですね。襞が細かいし、生地が夏用だからかしら。
スカーフをしてマスクをかければ、明るい町でもぜんぜん気にされずにこういうスカート姿で歩けることが分かりました。
アレルギーの季節だから、ってこともあるでしょうし、ミニとはいえ、ごく普通の膝上丈スカート姿だからってこともあります。
あまり短いスカートだとそれだけで目を引くし、派手な色や柄物とか深いスリットなんかもできるだけ避けたいと思っています。
純子は男性の目を引くためのスカートは穿けません。スカート姿の純子が、そういうスカートの女性について歩くことはありますけど。